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ノルウェー国立バレエ団のバレリーナ、西野麻衣子の出産から復帰までの姿を描いたドキュメンタリー映画「Maiko ふたたびの白鳥」を見た感想!

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北欧ノルウェーで活躍されている西野麻衣子さんという方をご存知でしょうか。彼女は、ノルウェー国立バレエ団のプリンシパルとして活躍されている世界的バレリーナです。そんな彼女を追ったドキュメンタリー映画「Maiko ふたたびの白鳥」を見ました。

 

Maiko ふたたびの白鳥(字幕版)

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  • 発売日: 2016/09/02
  • メディア: Prime Video
 

 

「Maiko ふたたびの白鳥」の中では、トップバレリーナとして活躍する麻衣子さんが、妊娠、出産を経て、舞台に復帰する姿を追っています。

 

多くの女性にとって、出産とキャリアの選択というものは、常につきまとう話です。出産のために、キャリアを諦めなければならない場合もあるし、たとえ、諦めない場合であっても、出産前後で一旦キャリア形成をストップしなければいけません。

 

特に、身体を大きく使って踊るバレリーナにとって、妊娠出産は、自身のバレリーナ人生を大きく影響するもの。母親になりたいという気持ちと、まだまだ一流のバレリーナとして舞台に立ちたいという気持ちの狭間で揺れる麻衣子さん。しかし、麻衣子さんはどちらも諦めないという選択をするんです。文章にすると、淡々として聞こえてしまうかもしれませんが、出産とキャリアをどちらも諦めないというのは、並大抵のことではありません。出産から復帰に向けた彼女の並々ならぬ努力とハングリー精神が見るものの心に突きささること間違いなしです。

 

数々の美しいバレエ音楽やバレエシーンだけでなく、世界的プリンシパル麻衣子さんのプロフェッショナルな姿に追った「Maiko ふたたびの白鳥」は、バレエファンのみならず、バレエにそこまで詳しくない人にもおすすめできます。

今回は、「Maiko ふたたびの白鳥」を紹介します!

 

【目次】

 

 

作品紹介

 

 

「Maiko ふたたびの白鳥」(原題:Maiko: Dancing Child)

制作:2015年

時間:69分

音声:英語

字幕:日本語

 

 

あらすじ

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北欧ノルウェーの国立バレエ団で、プリンシパルとして活躍する日本人バレリーナ、西野麻衣子。バレリーナとして盛りのタイミングで、妊娠が発覚。彼女が、出産とキャリアの狭間で抱える葛藤、苦悩、挑戦を追ったドキュメンタリー映画。

 

 

西野麻衣子さんについて

 

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15歳のころに名門の英国ロイヤルバレエスクールに留学。その後、ノルウェー国立バレエ団へ入団し、プリンシパルに抜擢される。同バレエ団では、初めてとなる東洋人のプリンシパル。現在も、同バレエ団の永久契約プリンシパルとして活躍中。

 

 

 

感想

西野麻衣子さんのハングリー精神と努力が凄すぎる

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麻衣子さんの経歴から想像することは難しくないことだが、彼女は本当に努力家で、その上、ハングリー精神が尋常ではない。特に、競争が激しいと言われているバレエ界。そんなバレエの世界で活躍する一流の方となると、尋常じゃないほどの努力は、当たり前にできないといけないのか…と改めてそのすごさを実感。ただ、その精神力や努力の量が、確実に麻衣子さんの魅力の1つになっていると感じた。麻衣子さんが躍るバレエの美しさは、その技術力だけでなく、内なる精神力からも発せられているのは、「Maiko ふたたびの白鳥」のいたるところで垣間見ることができる。

 

麻衣子さんのお母さんもよく登場するのだが、本当に素敵な方だ。お母さんは、麻衣子さんを生んで2か月で職場復帰したキャリアウーマンだったそう。麻衣子さんの芯の強さは、お母さん譲りなのだと思うシーンがいくつかある。きっと、お母さんの姿が、麻衣子さんにとっての女性としてのロールモデルになっていたのだろうなと感じる。

 

私は、麻衣子さんほどのキャリアもないし、妊娠しているわけでもいないけど、困難があっても自分のやりたいことに向かう麻衣子さんの姿から、元気と勇気をもらえたなと思います。そのカッコよさに、一瞬で魅了されてしまった。

 

 

麻衣子さんを支える周囲の対応

 

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凄く印象的だったのは、麻衣子さんを支える周囲の方々の姿。妊娠をバレエ団関係者に伝えた際のスタッフ三人の顔やセリフが忘れられない。スタッフさんが自分のことのように麻衣子さんの妊娠を喜んでいるし、出産から復帰までのサポートをできる限りしようと調整しているのがうかがい知れました。

 

もちろん、バレエ団側も、ショー運営はビジネスなので、「出産後に実力を戻せないのであれば、代役も考える」などの現実的な話も麻衣子さんとするわけだが、それでもギリギリまで、麻衣子さんの復帰をサポートしているのだろうということを感じました。

 

また、本作では、麻衣子さんの夫のニコライさんの姿が、よく映し出されています。ニコライさんは、ノルウェー人の方で、オペラハウスの芸術監督をされています。広く言えば、同じ業界に勤めていらっしゃるため、麻衣子さんの仕事に対する気持ちもよく理解されているように感じただけでなく、産後は率先してニコライさんが育休を取って、お子さんの面倒を見られています。

 

劇団スタッフの対応や、育休を率先して取るニコライさんの姿から、育児がしやすいと言われる北欧社会の雰囲気を感じ取れるような気がしました。子供を産むのは、当事者の女性だが、社会全体で育てていく制度、サポート、気風がないと、当事者の女性の努力だけでは、出産とキャリアを両立させるのは、非常に難しいと思います。そういう意味では、麻衣子さんの周りには、麻衣子さんの出産から復帰のプロセスをサポートしてくれる人がたくさんいて、よかったと思う。

 

というより、そもそも出産を取り巻く環境には、周りの支えやサポートがなくてはならないし、それが抜け落ちていては話にならないということを改めて感じた。

 

 

復帰作は、大作の「白鳥の湖」美しいバレエシーンに注目!

 

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麻衣子さんが産後の復帰作に選んだのは、バレエの超大作「白鳥の湖」。バレエに詳しくない人でも、「白鳥の湖」のストーリーや音楽は知っている人が、ほとんどだと思う。「白鳥の湖」は、バレエ界の中でも非常に難しいとされる演目で、特に、中盤に控える32回連続回転のシーンは、非常に難しい見せ場です。

 

ラストシーンでは、麻衣子さんの「白鳥の湖」のシーンも含まれています。復帰までの過程を「Maiko ふたたびの白鳥」の中で見てきただけあって、ラストシーンは感極まりながら見ていました。困難を乗り越えてたどり着いた麻衣子さんの踊りや表現は、この上ない美しさが現れていたと思います。

 

 

まとめ

 

バレリーナを含め、特に身体を使う職業の方は、出産とキャリアの両立が難しいイメージが、なんとなくありました。それでも、麻衣子さんは、驚くべき努力と精神力で、困難を乗り越え、現在も第一線でご活躍されていると聞くと、1人の女性として非常に勇気がもらえた作品だったなと感じます。

 

世の女性は、出産とキャリアを諦めないというとき、正直ここまでしなければならないということを知ってもらうという点では、男性の方にも是非見てもらいたい。

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