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ビヨンセ主演「ドリームガールズ」は、鳥肌立ちっぱなしのミュージカル映画!

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昨日は、アメリカに住む親友の誕生日だった。彼は、ビヨンセが大好きで、「ドリームガールズ」の劇中歌でビヨンセが歌う「リッスン」(原曲:Listen)は特にお気に入りだ。一緒にカラオケに行ったとき、彼が「リッスン」(原曲:Listen)を見事に歌い上げてくれたときのことは、昨日のように覚えている。彼の影響で、「ドリームガールズ」の楽曲には、大好きな曲がたくさんある。

 

誕生日おめでとうのメッセージを送ると、ふとカラオケのことを思い出し、肝心の映画を見ていなかったことに気が付いた。いい曲がサントラに使われているということは知っていたのに、私としたことが…と思い、「ドリームガールズ」を見ることにした。

 

全て見終わって感じるのは、なぜ「ドリームガールズ」を長年見ていなかったんだろうということ。めちゃめちゃよかった。ミュージカル映画にありがちなのは、テンポのいい歌が流れすぎて、歌についていけない観客を置いてきぼりにしちゃうことだと思う。たとえ、同じ楽曲を使用していたとしても、ミュージカルとミュージカル映画ってなんか違うところがあると思う。しかし、「ドリームガールズ」では、観客は置いてきぼりにされることはない。むしろ、ソウルフルでパワフルな歌声についていくために、観客は必死にしがみついて聞いていかないといけない。2時間越えの映画だけど、あっという間だった。

 

おうち時間で、ソウルが足りてない人、絶対見て…

 

 【目次】

 

 

 

作品紹介

 

ドリームガールズ(原題:Dreamgirls)

2006年公開

2時間10分

音声:英語

字幕:日本語

分類:ミュージカル映画

 

DVD購入もしくは、アマゾンプライムビデオでも視聴可!

 

あらすじ

 


DREAMGIRLS | Official Trailer

 

1960年代のアメリカ、デトロイト。ドリー・メッツという3人組グループとして歌を歌っているディーナ、エフィ、ローレル。オーディションに参加するもなかなか目が出ないでいる。彼女たちの歌声を聞いたカーティスは、彼女たちをデトロイトで人気の歌手ジミーのバックコーラスとして採用し、彼女たちの歌手としてのキャリアがスタート。ジミーのバックコーラスとして人気が出てきたドリー・メッツは、ドリームガールズとしてデビューすることに…。

映画「ドリームガールズ」は、1960年代から人気があった伝説的黒人グループ「スプリームス」をモチーフにしたブロードウェイミュージカルが原作となっている。

 

 

登場人物とキャスト

 

登場人物とキャストを紹介

 

ディーナ・ジョーンズ役:ビヨンセ・ノウルズ

ドリー・メッツのメンバーでコーラス担当。ドリー・メッツが、ドリームガールズとしてデビューする際、メンバーの中で容姿が一番良いという理由から、リードボーカルに。

 

洋楽に詳しくなくても、ビヨンセの名前なら1度は聞いたことあるんじゃないでしょうか…ってぐらい大スターのビヨンセ。ビヨンセが主役だなんて…彼女がリードボーカル役のグループが魅力的じゃないわけないんです。ドリームガールズのリードボーカルとして成功していくディーナの姿は、ビヨンセ本人が持ち合わせる華が活かされていると感じました。それにしても、歌がうますぎ。

私の親友が熱唱していた曲でもある、ビヨンセが歌う「リッスン」も映画の超見所でした。

 

正直、この曲だけでもいいので、聞いてほしいぐらい。

 

 

エフィ・ホワイト役:ジェニファー・ハドソン

ドリー・メッツのリードボーカル。パワフルでソウルフルな歌声が魅力。気が強く、自身の気持ちを譲らないため、ドリームガールズの活動を通じて、周りと衝突してしまう。

 

この映画で、本当に印象的なのは、ジェニファー・ハドソン演じるエフィの存在だと思う。主役であるビヨンセの存在を抑え込んじゃうぐらいパワフルな歌声は、圧巻すぎて。エフィが主役?と思ってしまうぐらいだった。

質のいいオーディオで聞いているわけではないのに伝わってくる彼女の歌唱力のすごさ。鳥肌立ちっぱなしだった。「ドリームガールズ」で、ジェニファーは、アカデミー賞助演女優賞と受賞したみたいだけど、誰もが納得。

最近でも、映画「キャッツ」でグリザベラ役を務め、メモリーを熱唱。「SING」にも出演していて、日本でも人気があります。

 

 

ローレル・ロビンソン役:アニカ・ノニ・ローズ

ドリー・メッツ、ドリームガールズでコーラスを担当。ジミーのバックコーラスを担当後、ジミーと恋仲となる。

 

アニカ・ノニ・ローズは、ディズニー作品の「プリンセスと魔法のキス」で主役のティアナ役で声優としても活躍している。たまに、ローレルがメインパートの歌も出てくるんだけど、女性らしい美しさと繊細な歌声が魅力的だった。実は、アニカ・ノニ・ローズもめちゃ歌うま。ビヨンセとジェニファーで注目されにくいポジションかもしれないけど、間を取り持つローレルの存在が、ドリームガールズのサウンドやグループを成り立たせるのに重要であったと感じる。ディズニープリンセスの声優さんというのも納得する。

 

 

感想

 

パワフルな楽曲の数々が魅力

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2時間越えの作品だけど、2時間ほぼ歌いっぱなしのTHEミュージカル映画。私はミュージカル好きだから、ミュージカル映画よく見るけど、それでも、劇中歌があんまり好きな曲じゃなかったときって、結構飽きちゃうシーンがあったりする。でも、「ドリームガールズ」は、全く飽きなかった!R&B、ソウルなどのブラックミュージックがベースの劇中歌は、リズム感とサウンド感が最高だった。加えて、それらの楽曲たちを見事に歌い上げたキャストたちの歌唱力は、本当にあっぱれ。画面越しでも、キャストたちのパッションが歌にのせて伝わってきて、鳥肌立ちっぱなしでした。

 

 

ミュージカル映画だからこそできるセリフ回しに感動

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この映画で注目してほしいのは、メロディーにセリフをのせるときだ。具体的にどういうことかというと、歌を歌っているかのように、セリフを語るときだ。セリフをただしゃべるのではなく、旋律にのせて、しゃべるシーンが多々登場する。特にエフィのセリフシーンに多く使用されているのだが、これが本当によかった。ジェニファー・ハドソンの歌唱力にもなれば、少し旋律にのせるだけでも、本当に迫力があり、普通にセリフしゃべるときよりも、数倍に感情や情熱が伝わってくると感じた。ミュージカル映画だからこそできる、セリフを歌うというメリットを最大に活かした映画だった。

 

 

成功の裏にある嫉妬、挫折、葛藤が複雑。

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夢を追う彼女たちを取り巻く人間模様は、結構生々しい。

かなりシビアな内容が、さらっと描かれすぎていて、ちょっと立ち止まりたくなったほど。いや…そこは、ごめんぐらい言いなよ…と画面越しにツッコミたくなったりもした。ただ、けっこうドロドロした部分もさらっと描いてしまう分、劇中歌がドラマティックに感じられるようになったんだと思いました。ビジネス、お金、スターとしての成功など欲望が絡んでくると、それまで普通に見えていたものまでが曲がって見えるのは、せつなかった…。

 

 

 

まとめ

 

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とにかく出演者たちの歌唱力がずば抜けていて、終始鳥肌が立ちっぱなしの「ドリームガールズ」。ミュージカル映画を見ていたような、一つのライブ動画を見ていたような不思議な気分でした。久しぶりに胸が高鳴ったかも。おうち時間で、音楽足りてない人におすすめです。

 

 

なつめ