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Netflixオリジナル北欧ドラマは「ラグナロク」がおすすめ!

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北欧について興味があるので、なるべく北欧作品は見るようにしていますが、ノルウェーから期待度高めのNetflixオリジナルドラマが2020年上陸しました!

 

その名も「ラグナロク」

北欧神話を現代のノルウェー社会に落とし込んだファンタジー&アクションドラマとなっています。

 

Netflixが公式に出している「ラグナロク」の予告編(英語版予告)は、すでに460万回以上再生されていて、海外での評価が非常に高い作品です!

 

シーズン1が配信開始されたばかりですが、さっそく、シーズン2制作の告知もされ、世界中で注目されています!

 

日本では、全然話題にもなっていないし、あまりいい評価している人がいなくて残念なのですが、私は、「ラグナロク」にはまって、シーズン2も非常に楽しみにしています!

 

そんな私が、「ラグナロク」の魅力を全力で紹介します!

 

【目次】

 

 

 

作品紹介

 

ラグナロク(原題:ragnarok)

シーズン1 全6話(1話 約40分)*シーズン2の制作も決定!

Netflixオリジナル作品

音声:ノルウェー語(英語、ポルトガル語も選択可)

字幕:日本語(ノルウェー語、英語、韓国語、ポルトガル語も選択可)

2020年1月配信開始

 

 

 

あらすじ

 


『ラグナロク』ティーザー予告編 - Netflix

 

ノルウェーの自然あふれる小さな町、エッダ。かつて、北欧神話に登場する神々と巨人の戦いが起きた地でもあるこの街に引っ越してきた高校生のマグネは、不思議な力を手にし始める。気候変動や水質汚染などの影響を受け始めているエッダで起こる事件に、特別な力を手にしたマグネが巻き込まれていく…。

 

 

登場人物とキャスト

 

北欧が生んだ新進気鋭のキャストたちに注目!

 

マグネ役:David Stakston

母の故郷であるエッダに引っ越ししてきてから、超次元の能力を持ち始める高校生。失読症のため、勉強が苦手。普段から運動はしないが、ガタイがいい。集中力を保つため、タングルを持ち歩いている。

 

フィヨル役:Herman Tømmeraas

ノルウェーで5番目に裕福な一族、ヨツール家の息子。学校で女子から人気がある。

 

ドラマのマグネは、あまり見た目にもこだわっていないし、高校でもあまり人気がない不器用な男の子という役どころですが、マグネ役のDavid Stakstonは、実はびっくりするぐらいカッコイイんです!役に化けるって、このことか…。

 

フィヨル役のHerman Tømmeraasが王子様レベルなのは、言うまでもないですね。

 


The Norse Mythology Game with David Stakston and Herman Tømmeraas | Netflix

 

David StakstonとHerman Tømmeraasの動画、一生見てられる。

ノルウェーが生んだイケメンたちよ、ありがとう。

 

 

サクサ役:Theresa Frostad Eggesbø

ヨツール家の娘。グリーの親友。

 

サクサ役のTheresa Frostad Eggesbøは、歌手活動も行っています。Resaの愛称で、人気があります。まじで美人!「ラグナロク」でも、Theresa Frostad Eggesbøの歌唱シーンがあり、よかったですよ!

 

David Stakston、Herman Tømmeraas、Theresa Frostad Eggesbøの3人は、ノルウェーの大ヒットドラマ「SKAM」にも出演していたんだ!! 「SKAM」ファンたちにとって、「ラグナロク」は、さぞ胸アツ案件であることは間違いない。

 

【余談】
「SKAM」とは、ノルウェーで社会現象を起こした大ヒットドラマ。世界でもリメイク版が作成されたりして人気がある。2020年4月時点で、日本から公式的に視聴することはできない。私は、「SKAM」をどうしても見たくて、うずうずしている。

 

 

グリー役:Emma Bones

マグネとフィヨルが思いを寄せる相手。

 

 


The Best Friend Game with Ragnarok's Theresa Frostad Eggesbø and Emma Bones | Netflix

 

可愛らしいグリー役のEmma Bonesとクール美人サクサ役のTheresa Frostad Eggesbøも一生見ていられる。めちゃめちゃ仲良しじゃん....。

 

 

イソルデ役:Ylva Bjørkaas Thedin

環境問題に関心がある。特にヨツール工業が、エッダの環境に影響を及ぼしていると疑っている。YouTubeに動画を上げて、問題提議している。エッダにおけるマグネの最初の友達。

 

ラウリッツ役:Jonas Strand Gravli 

マグネの弟。飛び級をしているので、マグネと同じクラスにいる。何かとマグネにちょっかいを出す。

 

ラウリッツ役のJonasですが、Netflixオリジナル作品の「7月22日」にも主演しています。Jonasの演技力が素晴らしく、涙なしでは見ることができませんでした。こちらもおすすめです。

www.natsuminscandinavia.com

 

 

 

 

感想

 

北欧神話のエッセンスが散りばめられていて面白い!

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「北欧神話に登場する神々や巨人たちが、現代ノルウェー社会にまだ存在するとしたら…?」という設定が「ラグナロク」のベースにあります。

よって、「ラグナロク」の物語の中では、さまざまな北欧神話に関するエッセンスが散りばめられています。視聴者は、自身の北欧神話に関する知識を照らし合わせながら、物語やキャラクターを推理していくことができるようになっていて、そこが、このドラマの面白いところだと思います。

 

例えば、タイトルの「ラグナロク」は、「天災から始まり最終的に神々と巨人の決戦を迎える北欧神話における終末」を意味します。

この物語の舞台である町、エッダは、ヨツール工業が出している化学汚染の影響で、動物や人間の健康に悪影響を及ぼし始めていたり、地球温暖化によって、氷河が解け始めているという大きな問題を抱えています。

エッダの抱える現代の問題から、なにか大きな事件に発展し、最終的に現代の神々と巨人の対決のようなものがあるのではないか…とあらかじめ、視聴者に物語の流れを推測させることもできるタイトルとなっています。

 

この舞台となるエッダという町にも、ヒントが隠されています。そもそも、エッダという町は、フィクションでノルウェーには実在しません。ロケは、オッダ(Odda)という町で行われました。名前が似ていますね。

 

海外メディアでも、Eddaってどこ?といったような記事が取り上げられています。

www.radiotimes.com

 

北欧神話において、エッダとは、北欧神話がまとめられた物語集を表します。

つまり、エッダという名前自体、北欧神話に大きく関係しているため、エッダという(架空の)町が舞台の物語と聞くだけでも、北欧神話にまつわる新たなストーリーが誕生しそうと視聴者に予感させることになります。

実際、「ラグナロク」のシーンで、かつて神々と巨人が対決した地としてエッダが紹介されています。

 

以上のようなエッセンスが、物語のいたるところにあって、1つ1つ探しながら見ていくと、非常によくできた物語構成であると感じました。

 

 

 

現代における問題を北欧社会からみた視点

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先ほども言及したが、このドラマは、工業汚染、地球温暖化による気候変動といった現代が抱える問題を大きく取り上げ、主人公もこれに立ち向かいます。特に、気候変動について大きく扱った物語って、こういったファンタジー&フィクション系ドラマシリーズでは、かなり珍しいのではないかなと感じます。

 

特に、マグネの友人のイソルデは、周りから変人扱いされながらも、エッダで起こっている気候変動に警鐘を鳴らしている活動家です。マグネにも大きく影響を与えます。

劇中のイソルデは、スウェーデン少女で環境活動家のグレタトゥンベリを彷彿させます。

 

そういえば、昨年の夏、北欧諸国で気温30度以上の日々が続いているというニュースがあったことを思い出しました。。

北欧で30度の猛暑 トナカイはビーチで涼む、「日焼け止めを」各国の報道(鐙麻樹) - 個人 - Yahoo!ニュース

 

自然と共存している北欧社会だからこそ、環境問題を非常に重要な問題として扱っているのだと思います。

エッダという町で起こる問題を、環境破壊というテーマに絞ったのも、北欧における現代社会を考える視点を反映させていて、非常にメッセージ性が強いと感じました。

 

 

 

まとめ

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Netflixオリジナル作品「ラグナロク」は、現代が抱える社会問題を主軸に、北欧神話のエッセンスを上手に落としこんでおり、非常に面白い!新しい北欧神話ベースの物語が誕生する予感です!

 

シーズン1では、物語で仕込まれた伏線を全て回収しきっていないような感じがしていたので、シーズン2の決定は、本当に嬉しかったです!待ち遠しい!

 

北欧神話がベースの物語やゲームってたくさんあるから、ほかのコンテンツで北欧神話について知っている人は、特におすすめです!

 

普通に見てても面白いけど、少し気になったのは、北欧神話について知識が全くないと、ストーリーの面白さをすべて拾うことが難しいのかなと感じました。

というのも、全く知識がない状態で、私は1度全話見てみたのですが、最終話にたどり着いたとき、何かを理解しきれていないような漠然とした感覚になってしまいました。

なので、2回目は、ノルウェー人のお友達に色々と質問しながら、自分でも北欧神話について勉強しながら、「ラグナロク」を見ると、今まで理解しきれていなかった部分もクリアになって、「ラグナロク」の本当の面白みを理解することができました!

 

日本であまりいい意見出てこないのは、わたしたちの北欧神話についての知識不足が少し影響してるのかもな…??とも感じます。いい作品なだけに、なんかちょっともったいない気がします。

 

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なつめ